クロアチアという国で出会った自分-Moja druga domovina-

未知なる世界に臆することなく / Bez da se plašim nepoznatog svijeta

21. Moram više naučiti Hrvatski (まだまだ勉強が必要)

 

もっと勉強を頑張らなければならない。

そう俺の気持ちを掻き立てることがあった。

 

クロアチア人の友人達や同居人のSJと会話していて

俺のクロアチア語の発音がおかしくて笑われる。

しかし彼らに悪意はないしバカにもしていない。

だが俺はバカにされている気分になる。

彼らがいくら違うと言っても。

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俺は彼らが話す日本語を今まで笑ったことはないし決して笑わない。

発音が違くても、アニメや漫画言葉でも。

 

 

なぜなら勉強を頑張っていることを知っているから。

頑張っている人間を笑うことが俺には理解できない。

日本人にとっては難しい発音もある。

B・VR・L等は聞きなれていないと同じに聞こえるし、実際に使い分けるのにも苦労した。又クロアチア語独特のČ・Ć・Š・Đ・Žにも日本語にはない口や舌の使い方がある為苦労したし未だ完璧とは言い難い。

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逆もしかり。彼らにとってカタカナの発音や、同じ言葉なのに意味が違う日本語を使い分けるのは難しいらしい。

お互い苦労することは同じだし仕方がないことだと思う。

それがわかっているから多少違うことを言っても笑わない。

むしろ日本語を使っていることに毎回驚かされるし、すごいと褒め称える。

多くの日本人はおそらく俺と同じ考えであると思う。

 

 

 

しかし国も言語も文化も考え方も違う。

そんな中に俺は身を置いて生活させてもらっているので

彼らを尊重すべきであるともわかっている。

 

まさに、郷に入っては郷に従え。

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いかにも日本人らしい素晴らしい考え方だと思う。

俺の考えを押し付けることも、彼らの考えを否定することもしない。

 

こんな風に考えることも

クロアチアに来なければ、友人達と仲良くならなければ

SJと同居しなければわからなかったことである。

 

これからもいろいろ感じることはでてくると思う。

しかしそんなときに

国や文化や考え方が違うからと壁を作らずに、

理解する努力も必要だと学んだ。同時にもっともっと勉強を

頑張ろうとも思わせてもらった。

 

 

Vidimo se ! (またね)