13. Mislio sam da je to moja svjetlost, ali.......(光が差し込んだと思った)
2月に入り、飲み会で知り合った女性SJと2人で飲みに行くことになった。
SJと広場近くのバーに入った。
会話というと日本語・英語・クロアチア語のミックスという
なんとも奇妙な感じ。
しかし思った以上に会話に花が咲き
2件目にも行った。
結果夕方から会ったにもかかわらず
帰るころには深夜を回っていた。
又帰り際にSJの方から明日も会いたいと言われ、次の日も会うことに。
-翌日- 昼過ぎにザグレブにある大きな公園
Maksimir park を一緒に散歩した。
正直最初は気乗りしなった。
なぜなら散歩というか歩くのが俺は嫌いだから。
でも行ったことない場所だったし、クロアチア人の友達からも
Maksimir parkは行くべきだとの勧めもあったので行った。
行ってみると案外良いもので、歩いていて嫌な気はしなかった。
こんなにも自然を感じることなんて今までなかった。
SJはというと、もともとかなりのアウトドアのようで
普段からこの公園を散歩したり、サイクリングしたりしているそう。
インドアタイプな俺には理解できないが。
しかし気になっている女性なこともあり、調子を合わせていた。
公園内を2、3時間程歩いた後
昼食をとることになり電車に乗って移動することに。
と思いきや・・・歩きながら探そうと言われ、内心正気の沙汰じゃないと思った。まだ歩くのかよと。
渋々更に30分程歩いてイタリアンレストランに入り昼食を済ませた。
歩き疲れ、汗もかいていたので
その日はすぐに家に帰った。
その夜、SJから連絡があり明日は家に来てほしいとのこと。
初めて会って3日目で、この女は男を家に呼ぶのかと思いながらも
承諾した。
後日昼過ぎにSJ宅を訪問した。
一人暮らしなのに結構広い家に住んでいた。
THE女の子の部屋って感じだった。・・・女の子って年でもないが。
家に着いてからはというと
とりあえずおもてなしが半端じゃなかった。
夕食・おやつ・フルーツ・ビールにワイン。
しかもどれも俺が前日、前々日に話した好きなものばかり。
仕舞いには本人はタバコを吸わないのに灰皿まで用意されていた。
まさに
ここでふと思った。
この人まさか俺の事を・・・しかし半信半疑だった。
なぜなら日本人の女性は外国人からモテるが
日本人の男性が外国人の女性から好かれるなんて聞いたことなかったから。
そんなことを考えながらも一緒に映画を見たりして
家にいる時間を楽しんだ。
映画も見終わり映画について話していた。
すると急に!・・・目があった瞬間、キスされた。いろんな感情が駆け巡った。
もちろん気になっていた人からのキスだったので嬉しかった。
あと、この急にキスする流れが、海外映画でよく見るパターンと同じで
面白かった。ホントにこんなことあるのかと。
もちろんそれだけでは終わるはずもなかった。
ここまでは惚気話に思えるだろう。
俺も見ている側だったら間違いなく思う。
結局のとこ自慢かよと。いけ好かない奴だなと。
しかし楽しい時期はそう長くは続かなかった。
ここからSJの本性が段々と露わになっていく。
Vidimo se ! (またね)