12. Iskustvo čini ljude (経験が人を作る)
1月中旬-
日本人とクロアチア人の交流のための飲み会があった。
行くつもりはなかったが
半ば強引に誘われ渋々参加した。
気持ちは嬉しいが、あまり大勢の飲み会は好きではないから。
でも仲良くさせてもらっている日本人の大学生の子達もいたし
知ったクロアチア人の人達もいて
それなりに楽しんでいた。
タバコを吸い終わりテラスから戻ると
隣の席の人が変わっており、初めて会うクロアチア人の女性、SJだった。
とても綺麗で美しいと思った。失礼を承知で年齢を聞いたら8歳も上だった。
見た目は大学生くらいで驚くばかり。
その場では軽い自己紹介程度で終わった。
もっと話したいとも思ったが、疲れていたこともあり途中で帰ることにした。
月日は流れ、飲み会から1、2週間くらい経ったころ
飲み会で話していたSJからFacebookでメッセージがきた。
もう会うことはないだろうと思っていた女性から
まさかのメッセージに喜び驚いた。
メッセージをやり取りしていくうちに
今度ゆっくり飲みに行くことになった。
ここで少し話は変わるが、このメッセージをやり取りしていた時期に
人生で初めてバレエを観に行くことになった。
NEW YEAR のときに出会ったバレリーナの方から誘っていただいたからだ。
演目は-Death in Venice-ベニスに死す
席は2階の個室でゆっくり観ることができた。
観終わった正直な感想は
“もう終わったの?“、“なぜ今まで観に行かなかったのだろう“と思った。
友達のバレリーナが出ているからと忖度抜きにして本当に感銘を受けた。
※↓はベニスのときの写真ではなく別の演目の際の。
言葉なくして、体と音だけでここまで表現できるのかと驚くと同時に
また観たいとも思った。
この話をしても信じてもらえないが・・・
クロアチアに来なければ出会うこともなかったし
このような経験をすることもなかっただろう。
本当に感謝しかない。
話は戻るが、SJと
2月上旬に飲みに行った。まだこの時はSJのことを何も知らず
俺は浮かれていた。
しかしここから全ては始まった。
いや俺が知らなかっただけで既に数か月前から始まっていた。
Vidimo se ! (またね)