クロアチアという国で出会った自分-Moja druga domovina-

未知なる世界に臆することなく / Bez da se plašim nepoznatog svijeta

7. Susret je uvijek iznenadan (誰かとの出会いはいつも突然やってくる)

2020年1月上旬-

 

スロベニアに出発当日、目覚めたのはバス出発30前。

大急ぎで準備し走った。ギリギリ間に合ったが飲み物も食べ物も買えず

トイレにも行けなかった。自業自得ではあるが。

 

しかしまだこのときは高揚感しかなかった。

まるで初めて遠足に行く小学生かのように・・・

そんな状態だとバスの3時間の移動さえも苦ではなかった。

 

3時間が経ち、スロベニアの首都・Ljubljana (リュブヤナ)に到着。

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目的地はLjubljanaから電車に乗り換え、1時間行った小さな町Postojna (ポストイナ)である。

 

最初のミッション。電車のチケットを購入し無事電車に乗り込むこと。

ミッションというまでもないかもしれないが、低レベルのクロアチア語と英語では

不安を拭うことはできない。

しかし案外問題なくチケットは買えたものの、どの電車に乗ればいいのかわからず困っていた。

すると一人のおじさんが『日本人だろ?どうしたの?』、『助けようか?』?と声をかけてくれた。あとで話を聞いたらおじさん曰く“服装と顔を見れば日本人か韓国人か中国人かなんて簡単に見分けられるよ“とのこと。

 

そして俺がチケットをみせると、おじさんも一緒の電車らしく案内してくれた。

移動中は終始質問攻め。『スロベニアで何してるの?』、『どこに住んでるの?』、『なぜクロアチア語を勉強してるの?』、『日本と比べてヨーロッパはどう?』・・・などなど。

又おじさんから急に新聞を渡された。

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『オリンピックが楽しみだね!』と。

しかし今となっては・・・みなまで言うな。

 

そんなこんなでPostojnaに到着。到着する際もおじさんが『次の駅があなたの目的地だよ!』と教えてくれた。

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到着後すぐにホテルにチェックイン。

↓Hotel Kras

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昼過ぎだったこともあり、時間的に中途半端だったため近所を散歩して回り、レストランで夕食を食べ、夜はホテル近くのバーに行った。

小さな町で自然溢れるのどかな感じがたまらない。

やはりどこに行っても金髪のアジア人は物珍しいらしく、すぐに声を掛けられる。ホテル近くのバーに行ったのも、近くを歩いていたらテラスで飲んでいた若者集団に『Neka se zajedno napije!』と誘われたから。(たしかそんな感じで言ってた)

結局その若者集団と3時間くらい一緒に飲んだ。外国人のノリは嫌いではない。

でもまぁいつもの如く質問攻め。

 

その日は早起きし移動で疲れ、お酒も入ったことでホテルに戻ったらすぐに眠りに落ちた。

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そして翌日やっと友人に会うこととなる。

 

 

 Vidimo se ! (またね)